[8]トワイ ⇒ ヒクランギ ⇒ ファンガレイ ⇒ ワイプ ⇒ プケカロロ
12月4日(木) 晴れ
午前9時30分。
テントをたたみ、俺を興味深げに見る牧場の牛の集団に見送られて出発。
ヒクランギ(Hikurangi)という意外と大きな町を通り、カーモ(Kamo)で今回のサイクリングにおいて初めての信号機を見る。それも可愛らしい信号機である。
午後1時、走り始めてから初めての市ファンガレイ(Whangarei)に入る。
ファンガレイは人口3万1,000人で、ニュージーランドでは相当に大きな街と聞く。
市街は整然として大変美しく、公園ではカモメの群れが遊んでいる。
公園で昼食を取り、しばらく休憩した後 南へ向かって走る。
日射しは強く 物凄く暑いが、空気が乾燥しているせいか意外と過ごし易く、汗も出ないし木陰に入ると実に涼しくて気持ちが良い。
※「カーモ」は、ファンガレイ市街にある町名。
南下する道路の横には牧場が広がり、いつもどおりの緩い上り下りが続く。
トエトエ(Toetoe)、ルアカカRuakaka)を通り、ワイプ(Waipu)を過ぎてあるピルブロウ・ヒル(Pilbrow Hill)は、高さこそ292mと低いが実にきつかった。
プケカロロ(Pukekaroro)でキャンプしているが、買物をしなかったのが響いて食べる物少なし。
今日は、今回の旅行で一番よく走れたと思う。
なお、こちらは朝晩の冷え込みは相当にきつく、また朝露もすごい。