[46]資料関係
1.私が聞いた「彼のニュージーランドへの思い」は次のとおり
・入国から出国まで良い思い出しかない
・また、何時か来たい国
・お世話になった人達との出会いと今も続く交流
・素晴らしい国民と素晴らしい自然
・日本人が珍しい時代で運がよかった
・小さな国旗をバッグに付けて走ったが、これによりの国旗の重要性を認識する
・道路は小さいアップダウンが意外と激しく、予想外だった
・気象の変化が意外と激しい
・季節的には真夏に走るも、中秋から晩秋の服装も必要
・食料などの生活必需品は安価だが、生活に特に必要のない物は高いと思った
・「高価なフィルム」について、帰国後に新宿のヨドバシカメラで持参したフィ
ルムも含め全ての現像とプリントを依頼して取りに行ったところ、ニュージー
ランドで購入した物については「現像費とプリント代が含まれています」と言わ
れ、ニュージーランドで購入した物については支払うことなく持帰った
・まさか、ニュージーランドが現在のようにサイクリングを前面に押し出した観光
を展開するようになるとは思いもよらなかった
2.走行距離
(日付) (宿泊地) (一日走行距離) (総走行距離)
1975.12.01 レインガ岬を出発
テ・カオ 51km 51km
12.02 マンゴヌイ 101km 152km
12.03 トワイ 109km 261km
12.04 プケカロロ 114km 375km
12.05 アルバニイ 96km 471km
12.06 オークランド 53km 524km
12.07 ハミルトン 157km 681km
12.08 ロトルア 118km 799km
12.09 タウポ 101km 900km
12.10 タウポ 0km ―
12.11 タウポ 0km ―
12/12 オンガルー 151km 1,051km
12.13 ワイタンガ 63km 1,114km
12.14 ターリキ 130km 1,244km
12.15 ワンガヌイ 146km 1,390km
12.16 ワンガヌイ 22km 1,412km
12.17 オタキ 148km 1,560km
12.18 オタキ 0km ―
12.19 リンクウォーター 107km 1,667km
12.20 リッチモンド 146km 1,781km
12.21 ロングフォード 120km 1,901km
12.22 マイマイ 113km 2,014km
12.23 ホキチカから 142km 2,156km
約10kmの所
12.24 ハリハリ 74km 2,230km
12.25 ハリハリ 0km ―
12.26 フォックス氷河 112km 2,342km
12.27 ハースト峠の手前 125km 2,467km
約15kmの所
12.28 マカロラから 112km 2,579km
約10kmの所
12.29 カードロナから 97km 2,676km
約10kmの所
12.30 キングストンの手前 72km 2,748km
約20kmの所
12.31 ライムヒルズ 132km 2,880km
1976.01.01 ブラッフ 91km 2,971km
01.02 ホースショー・ベイ 32km 3,003km
01.03 インバーカーギル 54km 3,057km
※走行コースは、当ブログの「[1]準備~出発まで」を参照
※距離については、当時 政府観光局から送って頂いた地図にあった距離を
使用するも、無い区間は地図上をデバイダーで測って割り出したもの
3.費用関係(※1US$≒303円、1NZ$≒320円、1SI$≒120円換算で計算)
費用については、通貨を換算としてある事から厳密な計算は出来ず、
差異が生じています
◎経費総額
約875,000円
・往路と復路の航空券および出国から帰国までに使用した経費
◎経費の準備総額(※旅券6000円および天然痘接種代750円は除く)
950,000円 (内訳) 550,000円 家から借入
250,000円 月3万円の仕送りから捻出
150,000円 夏冬の部活の強制バイトの収入
※「強制バイト」については部活に対する援助金が目的
で、必終科目は出席させられ、個人あてのバイト料は全
て各個人が受け取っています。
なお、授業に出席していた時間と移動時間についても、
バイトの時間から削られる事はありませんでした。
◎外貨持ち出し額
1,500US$で、約454,500円
◎支出関係
A.航空券 521,700円
①当初購入分 494,500円
②現地購入分 約27,200円
・インバーカーギル→ダニーデン→クライストチャーチ 29NZ$
③利用した航空会社
・オークランド → カイタイア NAC
・オークランド→(シドニー経由)→シンガポール ニュージーランド航空
B.超過荷物量 43,550円
②シンガポール空港:シンガポール→羽田(220SI$) 約26,400円
C.出国税 約1,840円
①ニュージーランド(2NZ$) 約640円
②シンガポール (10SI$) 約1,200円
D.土産総額 約180,000円
E.タクシー代 約18,600円
①ニュージーランド 約15,000円
②シンガポール 約 3,600円
※シンガポールは観光で回った際に使用したもので、空港からホテル
までの往復については、理由は分からないが日本航空が負担。
日本航空の負担について、彼は「往路・復路とも羽田発着の日本航空
を利用したからかな」と思っている。
F.宿泊費 約23,080円
・オークランド :ロイヤルインターナショナルホテル 1泊 5,920円
・オークランド :レイルトンホテル 2泊 4,800円
・ワンガヌイ :ワンガヌイYH 1泊 580円
・ハリハリ :トーマシモーテル 2泊 2,560円
・ウェリントン :ピーポーズパレスホテル 2泊 4,800円
これもタクシー同様に「往路・復路とも羽田発着の日本航空を利用した
からかな」と彼は思っている。
G.残金 約75,000円
H.サイクリング期間中に使用した経費 計算上では概ね89,950円
・期間は1975.12.01~1976.01.03の34日間で、1日平均 約2,646円
(1日平均約NZ8$30¢)
I.その他
・準備段階から出発までの詳細については、当ブログの「[1]準備~出発
まで」を参照
当ブログ「ニュージーランド縦断サイクリング1975.12-'76.1」は、はてなブログで公開している『「行った、銀輪走(走った)、見た、知った」……そして残った サイクリングで駆け巡った彼との45年間』の「[6]ニュージーランド縦断サイクリング1975.12-'76.1」を、別ブログとして作成し公開したものです。
日記、写真、記憶をもとに約半世紀前に体験した事柄を書いたものですが、情勢は現在とは大きく変化していると思われます。
このブログは今回で終了させていただきますとともに、つたない文章を読んでいただいた皆様に感謝申し上げます。
なお、『「行った、銀輪走(走った)、見た、知った」……そして残った サイクリングで駆け巡った彼との45年間』に、彼と私が45年間に経験した事を、何時の日か「[7]」として公開したいと思っています。
Mont Blanc 拝