[7]マンゴヌイ ⇒ カエオ ⇒ パカラカ ⇒ モエレワ ⇒ カワカワ ⇒ トワイ
12月3日(水)晴れ
午前6時30分 起床。
ディグビーさんがベッドまでトーストとミルクティーを運んでくれる。
朝食を済ませた後、子供からカウリガム(Kauri gum)を貰う。
泊めて頂いたお礼としてパットに扇子を渡すと、パットはすぐに開いて「Beautiful」と喜んでくれる。
パットから出発時間を聞かれ「8時15分」と答えると、パットは「私達 もう行かなきゃならないから、鍵を掛けて行ってね」と隠し場所を教えて鍵を渡され、「学校に子供を送って仕事に行く」と言って、俺一人を残して出かけてしまった。
信じられない話だが、それも外国で。
鍵を掛け、所定の隠し場所に置いて45分遅れの9時に出発。
日本でも幾らか見ず知らずの人に泊めて頂いたが、他人の家の鍵を掛けて出て行ったのは これが初めて。
※「扇子」については買って持って行ったのではなく、当時地元の銀行が夏季に客への
サービスとして普通に配っていたもので、骨は竹製で扇面は和紙に水墨画風の絵が描
かれていた。「万が一のお礼用」として数本持って行った。
天気は快晴だが、今日も小さい上り下りが激しく、日本のようにスピードが出ずスローペース。
カエオ(Kaeo)のスーパーマーケットで初めての買物。食料を5$22¢買う。
意外と面倒くさいお釣りの出し方だった。
その後、パカラカ(Pakaraka)、モエレワ(Moerewa)、カワカワ(Kawakawa)を通ってトワイ(Towai)まで走り、道路沿いの 後ろには牧場がある高台の空地にてキャンプ。
カワカワは一寸した町だったが、日本の町の大きさとは比較にならない。
※2010年にディグビーさんの三男一家が彼の家を訪れている。
※「日本のようにスピードが出ず」について、彼は常に時速12~13㎞で計画し、実走は
時速15㎞程度だった。彼は福井から上中町まで4時間で走ったのが最も速かったと言
っているが、計算上は時速22~23㎞である。